連載 家計簿のガイドラインVol3 家計簿をつけるのはいつですか??
こんにちは、askです。
前回はなぜ家計簿をつけるのか。そして、その為には何をすべきなのかについて考えてみました。
前回の記事はこちら
今回は、いつ(どれ位の周期で)家計簿をつけるのか?について考えていきたいと思います。
when?
家計簿をつける周期は幾つか考えることができます。
周期が短いものから、この辺りが目処になるでしょう。
- 都度
- 毎日
- 毎週
- 毎月
- 毎年
長くすれば数年毎などもありますが、実用的ではないので除外します。
習慣化のお話
家計簿は一度つけるだけでは意味がありません。ある程度記録をし続け、比較することで初めて活用できます。
つまり、家計簿には習慣化が必須ということです。
習慣化について細かく書き出すと時間がいくらあっても足りないので、今回は簡潔に。
習慣化に際して重要なポイントは
- 目標を立ててモチベーションを保つこと
- 行動のハードルを下げること
- 継続するための仕組みを作ること
だと私は考えています。
目標があれば、それだけ習慣化するモチベーションを高める事ができます。
行動のハードルを下げる事ができれば、それだけ負担を感じずに続けることができます。
リマインダーを使ったり、誰か他人を巻き込んだりして、継続するための仕組みを作ってしまえば、それだけ習慣化しやすくなります。
どれ位の周期が習慣化しやすいのか?
家計簿に置き直して考えてみましょう。
行動のハードルが低い方が、習慣化はしやすくなります。
家計簿をつける周期については、人それぞれ感じ方が違うと思いますが、一般には短いものほどハードルを高く感じる方が多いでしょう。
- 都度 ハードル高い
- 毎日
- 毎週
- 毎月
- 毎年 ハードル低い
都度や、毎日つけることができれば一番良いのですが、これは中々手間がかかります。習慣化することができれば、これがベスト。
毎年一度だと、機会が少なすぎて忘れてしまいそう。家計簿を詳細につけるのであれば、一気に手間がかかりすぎるので、これもあまりよろしくない。
毎週や毎月だと、他の期間に比べて、ある程度まとめて処理することができ、負担感も軽減できそう。
askのこれまでのケース
私の場合、都度の記録、毎日の記録はこれまで何度か試しましたが、どうにも続きませんでした。
というのも、一度つけるのを忘れてしまうと途端に続けていく気力がなくなるのです。完璧を求めるわけではないですが、失敗した感覚に打ちひしがれます。
一方で、毎週の記録についてはある程度の期間、続けることができました。
これはある程度まとめて入力することで手間を省けたこと、週に一度、この曜日に家計簿をつける、と決めたことが大きな要因でした。
ask的まとめ
今回は家計簿をいつ、どれくらいの周期でつけるべきなのかについて考えました。
大事なのは、習慣化して続けることです。
どの期間が習慣化し易いかは、人によって異なります。 無理なく続けることのできる、低めのハードルがポイントになります。
個人的には、以前続けることができた毎週、を軸に考えていくことになりそう。
加えて、私の巻き込む他人に妻がいるので、相談して、方向性を決めることもモチベーションとして重要になりそうです。
少し長くなりましたが、今回はここまで。
次回は家計簿をどれくらい詳細につけるか?について、考えていこうと思います。
株式投資の手法について復習してみる
お休みの日の朝は少しのんびりしつつ、本を読んだり、ニュースをチェックしながら過ごすことが多いです。
株式投資を再開してからは、ちびちび投資本を読みながら、自分の手法をブラッシュアップしようと努めています。
今日は復習がてら、自分の手法について考えてみます。
(追記)軽く書くつもりが、思いの外長い記事になりました…ご注意ください
投資手法
投資手法には色々ありますが、私は短期売買に属する手法を使うことが多いです。
大半の銘柄を買付から、大抵は5日以内で手仕舞いすることがほとんどです。いわゆるスイングトレードですね。
場中は仕事もあり、マメに株価を見ることはできないので、ある程度目標価格、ロスカットを決めて運用します。
投資手法の構成要素
投資手法の構成要素は
- スクリーニング(銘柄の絞り込み)
- 買付
- 売付
- ロスカットの設定
主にこれらの要素があります。
スクリーニング
スクリーニングについては、自己資本比率、三期間の売上の水準、キャッシュフロー計算書の水準の三つ軸に絞り込みをしています。
少なくともこの二つを満たす銘柄、できれば三つを満たす銘柄をターゲットにします。
買付・売付
買付と売付のルールは幾つかこれまでに試してきました。
- 二期間RSIを使う方法
RSIという、株価の振れ幅を表す指標があります。通常は14日間で使うことが多いそうですが、これを私は2日間で使います。
二期間RSIが15%を下回るタイミングで買付をして、70%を上回るタイミングで売付。
- 20日移動平均線を使う方法
移動平均線は株式投資をする方ならよくご存知と思います。指定期間の終値の平均値を結んだ線のことです。通常は25日間で使うことが多いですが、少し短めのトレンドを捉えたいので、私は20日で使います。
20日移動平均が前日よりも高く引けた日の翌日に、その日の安値に過去3日間のATRの20%を加算した数値で指値を入れる。
その後、5%〜10%を目処に利食いする。
ロスカット
投資を行う上でロスカットはとても重要になります。ドローダウンはできるだけ起こしたくないと誰もが考えますしね。
ですが、二期間RSIを使った手法の場合には私はロスカットを置いたことがありません。
- 二期間RSIを用いる場合 この手法を用いる場合、値を下げたところに買いを入れるのでそのまま値下りするケースが多く、そこで買い下がりをします。
俗に言うナンピンに近いですが、予めルールを決めて行います。
最初に投資金額を決め、その金額を幾らかの割合で分割し、数回に分けて買付をします。
私がよく使うのは、投資金額を4で分割し、1:1:2の割合で買い下がっていく方法です。
初回の買付価格を下回ったら、同額の資金で二回目の買付、二回目の買付価格を下回ったらその二倍の資金で3回目の買付。
例えば投資金額が10万円であれば、一回目は25,000円で買えるだけ買う。二回目は一回目の買付額を下回ったら25,000円買う。三回目は、二回目の買付額を下回ったら50,000円買う、という感じです。
その後、二期間RSIが70%を越えると売付で利確します。
値動きを見ながら持株を増やしていくので、この手法には、幾らかの安心感を覚えます。全資金を投入しないので、大損するリスクもいくらか下げることができます。
20日移動平均を下回る価格か、総投資資金の数%の損失を出す位置にロスカットをおきます。この数%は自分で決めた数字でいいですが、私は2%で計算することが多いです。
この場合にも、一気に持株は増やさず、上昇トレンドにあると判断したら少しずつ持株を増やしていきます。
ask的まとめ
お休みなので軽く書こうと思ったのですが、思いの外長くなってしまいました。
現時点では、二期間RSIを使った手法が上手くいっていますが、これから日経平均が二万円を超えて、上昇トレンドが強まるのであれば20日移動平均を軸にした手法が上手く行くのではないかと思います。
どちらにしても、資金管理を第一に、大きすぎるリスクはとらないようにコントロールしていきたいところです。
11/22 今週の気になった本
今週の気になった本
世界のトップエリートが実践する集中力の鍛え方 ハーバード、Google、Facebookが取りくむマインドフルネス入門
流行りのマインドフルネス本。妻が坐禅を受けて、心がすっきりしたと言っていたので興味を持って調べてみた。
レビューなどを見ていると集中力は鍛えられる!という主張がなされているようで、注意力散漫なので、鍛えられるなら鍛えてみたい。
50年超の投資実践でつかんだ「最後に勝つ」相場の哲学 賢者の投資、愚者の投資
野村証券の元トップ証券マンの著作。
投資哲学物は著者によって言っていることが違う(当然だが)だから面白い。
従うべき「常道」って、一体どんなものなんだろう。
実践 生き残りのディーリング 現代の錬金術師シリーズ
これは少し前の本。市場から脱落しないのが私の目的なので、「生き残り」という命題は魅力的。
ask的まとめ
今週気になった本はこの三冊。マインドフルネス入門は昨日、実家に帰る前に購入しました。
自分のチューニングに役立ってくれると嬉しいな。
今週のマーケットカレンダーまとめ(11/23〜)
個人的に気になるものを抜粋。
11/23
日本は勤労感謝の日で休場。
仏・独・ユーロ圏11月PMI速報値 ユーロ圏財務相会合
11/24
11月日経PMI速報値
独7-9GDP 独11月ifo景況感指数
米7-9GDP改定値
11/25
10月企業向けサービス価格指数
米10月耐久財受注・個人所得・個人支出 米11月マークイットサービス業PMI速報値
11/26
ユーロ圏10月マネーサプライM3
11/27
10月失業率・有効求人倍率 10月家計調査 10月消費者物価 日駐決算
英7-9GDP改定値
ask的まとめ
とりあえずざっと挙げてみました。
先週に比べるとイベント少ない感はありますが、
ユーロ圏PMI、日経PMIなどの景況感指数 米10月個人所得・支出、日本の失業率、消費者物価など、チェックしておきたい指標がたくさんですね。
最近チェックを入れている個別銘柄、日本駐車場開発の決算発表もあるので、どうなるか。
1120 方向感に乏しい相場。
こんにちは、askです。
今日はどうにも方向感の掴みにくい相場だった気がします。では、今日の動き
保有中の銘柄
- ガンホー(3765)
動きがあまりなく、悩んだのですが397円で売り。395円で買だったので、ほぼ利益なし400の壁を越えてきたら改めて買いを入れるかも。 新作発表があったのに動きがないのは成長性が鈍化してると見られてるのかな。
- JPホールディングス(2749)
昨日仕込んだところから上げてきてくれました。うまく上昇トレンドに乗せてくれるか。
子育て支援銘柄としてこれからに期待。
買入銘柄
- 日本通信(9424)
昨日苦渋を飲んだ日本通信。寄り付きを見て上昇トレンドに乗りそうな気がしたので297で買入。約定後しばらくして300を越えてきて、上げすぎな気がしたので307で利食い。
終値が306だったので、少し焦ったかも。銘柄としては面白いのでこれからも見ていく予定。
- 日軽金ホールディングス(5703)
アルミ総合メーカー。国内製造所減は円安局面では少し重荷になるかも。
上昇トレンドにあり、業績予測、自己資本比率も良い。214で買入。
どこまで伸びるか注視。
- JDI(6740)
ディスプレイ製造。スマホ依存が高いそうで、iPhone6s用部材需要減から売られてたのを途中で拾う。414円。
下げてる所での買入なので、どうか。400円割ったら損切りするか考える。
今日は以上。久々に休日持越し。休み明け、どうなるかちょっとドキドキです。
Twitterやってます。日常のことをぼちぼち呟きます。@asuku0201
1119 日銀は現状維持
こんにちは、askです。
今日はみなさん注目の日銀会合結果発表でした。大方の予想通り、現状維持でしたね。
前回の発表時と同様、発表後に失望売りが出るか?と思いきや、上げ幅は縮小したものの底堅い展開。
過熱感もありますが、日経平均2万円も見えてきました。
保有中の銘柄
- 日経レバETF
日経平均2万円を前に、上値が重くなりそうだと思ったので売り。
寄り付きから一気に上げたので、16650で一旦売り抜け。後場に下げて来たので、また様子を見て買いを入れるかも。
変わらず持ち続けてます。400の壁を越えて来たら買い増ししようかな。チャートの形的には楽しみなところ。
中々上がらないなー。売るかー、と思って売った数十分後に吹き上がりました。握力が足りない。
270円で持っていたのが、一気に300円を越えて来ました。残念。
一気に上げすぎた感があるので、様子見しつつ買い戻すかどうか。
買入銘柄
JPホールディングス(2749) 少し前からチェックを入れていた銘柄。
昨日大きく上げて20日移動平均を越えて来たので少し買いを入れてみた。業績見通しも悪くないのでこれからに期待。
Twitterやってます。日常のことをぼちぼち呟きます。@asuku0201
連載 家計簿ガイドライン Vol2 あなたは、なぜ家計簿をつけようと思いましたか??
こんにちは、askです。
今回から、家計簿について実際に掘り下げていこうと思います。
前回の記事はこちら
Why?
行動を起こす時には、その動機がとても重要です。モチベーション、インセンティブ、色々言い方はありますが、細かいことはこの際置いておきましょう。
あなたは、なぜ家計簿をつけようと思いましたか??
最初の質問ですが、これが一番重要な質問です。
この質問はつまり、ゴールを想像することに他ならないからです。
- 少しでも無駄を減らす
- 何万円貯める
- お金に余裕を持って生活したい
自分なりのゴールを、想像してみて下さい。
askの目的
私が家計簿をつける目的は、自由に使える資産を増やすこと。その為に、無駄遣いを減らしたい、というものです。
自由に使える資産が増えると、色々なことができます。家族にかける金銭的な不安も少なくなります。
一家を支える者として、資産を管理する。それが私の動機です。
目的達成の為に、考える
人間は欲に負ける生き物です。ですが、意識をすれば、その欲を律することもできる生き物でもあります。
数年前に流行したレコーディングダイエットを皆さんはご存知でしょうか??
流行のきっかけになったのは、『いつまでもデブと思うなよ』という本でした。
その中で紹介された手法はこの様なものです。(手元にないのでwikipediaより引用)
「毎回の食事の中で、どれだけのカロリーの物をどれだけ食べたかを逐一記録し、自分の一日の総摂取カロリー量を確認する」という簡単なものだが、この行為を反復することにより「無意識に摂っていた間食などの食材」を自覚し、肥満に繋がる食生活のパターンを戒める意識が自分の中に根づくというものである
これをお金に置き換えてみると、
「日々の暮らしの中で、どれだけのお金を何に使ったかを逐一記録し、自分の支出を確認」し、
この行為を反復することにより「無意識に行っていた支出」を自覚し、無駄遣いのパターンを戒める意識が自分の中に根づく
と言い換えることができます。これはまさに、家計簿をつけることで得られる作用です。
普段の支出には必要なものも、よく考えれば不要なものもあるはず。
お金の流れをみえる化して必要なもの、不要なものを認識する
結果として、無駄遣いを減らす動機に繋がる。
これを、最初の目標にしましょう。
ask的まとめ
今回は家計簿をつける動機について考えました。
家計簿をつけて、家計をダイエットさせる様なイメージが、私にはしっくりきています。
次回は家計簿をいつつけるのか、について掘り下げていこうと思います。